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数学の公式・定理集|数と式

公式・定理,数学1

数学の公式・定理集

数と式

整式の加法・減法・乗法

計算法則:A,B,Cを整数とする。

交換法則
A+B=B+AAB=BA
結合法則
(A+B)+C=A+(B+C)(AB)C=A(BC)
分配法則
A(B+C)=AB+AC(A+B)C=AC+BC

指数法則:m,nを正の整数とする。

aman=am+n(am)n=amn(ab)n=anbn
参考
a0=1

展開の公式、因数分解

 (a+b)2=a2+2ab+b2 (ab)2=a22ab+b2 (a+b)(ab)=a2b2 (x+a)(x+b)=x2+(a+b)x+ab (ax+b)(cx+d)=acx2+(ad+bc)x+bd
参考
 (a+b)(a2ab+b2)=a3+b3 (ab)(a2+ab+b2)=a3b3 (a+b)3=a3+3a2b+3ab2+b3 (ab)3=a33a2b+3ab2b3 a3+b3+c33abc=(a+b+c)(a2+b2+c2abbcca)

実数、平方根

実数の構造

実数の構造

有限小数や循環小数は、分数で表すことができる。

循環小数は、循環するが、無理数と同じ無限小数。

絶対値の性質

a0 のとき|a|=aa<0 のとき|a|=a
|a|2=a2

平方根の性質

a0 のとき(a)2=a(a)2=aa0
a0 のときa2=aa<0 のときa2=aすなわちa2=|a|
a>0 , b>0 , k>0 のときab=abab=abk2a=ka

2重根号のはずし方

文字はすべて正の数とする。
1. 根号の中の式を変形する
p±kq=(a+b)±2ab
2. 根号の中の式を因数分解して2重根号を外す。
(a+b)±2ab=a±b
ただし、a>b

1次不等式

不等式の性質

a<b ならばa+c<b+cac<bc
a<b , 0<c ならばac<bcac<bc
a<b , c<0 ならばac>bcac>bc
a<b , b<c ならばa<c

絶対値を含む方程式や不等式

場合分け
|A|={A(A0)A(A<0)
簡便法
c>0 のとき 方程式 |x|=c の解x=±c 不等式 |x|<c の解c<x<c 不等式 |x|>c の解x<c , c<x

集合

Uは全体集合で、A,B,CはUの部分集合とする。

集合の基本

部分集合
AB であるときxA ならば xBが成り立つ。集合 A は集合 B の部分集合
相等
A=B であるときAB かつ ABが成り立つ。集合 A と集合 B は等しい
共通部分
AB={x | xA かつ xB}
和集合
AB={x | xA または xB}
補集合
¯A={x | xU かつ xA}

ド・モルガンの法則

¯AB=¯A¯B¯AB=¯A¯B
¯ABC=¯A¯B¯C¯ABC=¯A¯B¯C

命題と条件

命題の真偽

真の場合:証明する

偽の場合:反例を1つ挙げる

必要・十分条件

2つの条件 p , q について pq が真であるときq は p であるための必要条件p は q であるための十分条件 pq , qp がともに真であるときq は p ( p は q )であるための必要十分条件

命題の逆、対偶、裏

逆・裏・対偶
命題とその対偶の真偽は一致する。

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