運用力を鍛える英文法基礎【第9回】

02/20/2020英文法自動詞,他動詞,英文法,副詞,句動詞,前置詞

運用力を鍛える英文法

名詞を含む成句動詞

前置詞や副詞だけでなく、名詞を含んで句動詞になるものもあります。

「他動詞+名詞」で1つの自動詞として振る舞うもの

他動詞+名詞」の形をとって1つの自動詞的な役割を果たすものがあります。

「他動詞+名詞」でつの自動詞的役割を果たす

a) When is the wedding going to take place?

(結婚式はいつ行われるのですか)

b) The bridge gave way because of the flood.

(洪水のため橋が壊れた)

例文 a の要素

( When ) / is / the wedding / going to take place?

(いつ)/ 結婚式は / 行われるのですか

  • (M)+S+Vi:(M)+第1文型(SV)
  • 副詞的修飾句(M):When
  • 主語(S):the wedding
  • 述語動詞(Vi):is + going to take place

例文 b の要素

The bridge / gave way / ( because of the flood ).

その橋は / 壊れた /(洪水のために)

  • S+Vi+(M):第1文型(SV)+(M)
  • 主語(S):The bridge
  • 述語動詞(Vi):gave way
  • 副詞的修飾句(M):because of the flood

句動詞「take place」は、「(行事などが)行われる、(事件などが)起こる」という意味で1つの自動詞として働きます。「(事件などが)起こる」という意味では「happen」の類義語です。

また、句動詞「give way」は「(力・主張などに)屈する、壊れる・崩れる」という意味で1つの自動詞として働きます。

「他動詞+名詞+前置詞」で1つの他動詞として振る舞うもの

他動詞+名詞+前置詞」の形をとって1つの他動詞的な役割を果たすものがあります。前置詞が名詞と合わせて用いられることを知っていれば、句動詞が他動詞的な役割を果たすことが理解できるでしょう。

「他動詞+名詞+前置詞」で1つの他動詞的役割を果たす

She took full advantage of her stay in London to improve her English.

(彼女はロンドン滞在を大いに活用して英語の力を伸ばした)

例文の要素

She / took ( full ) advantage of / her stay ( in London ) / ( to improve her English ).

彼女は /(大いに)活用した / 滞在を(ロンドンでの)/(その結果)英語の力を伸ばした

彼女は /(大いに)活用した / 滞在を(ロンドンでの)/ 英語の力を伸ばすために

  • S+Vt+O+(M):第3文型(SVO)+(M)
  • 主語(S):She
  • 述語動詞(Vi):took ( full ) advantage of
  • 目的語(O):her stay ( in London )
  • 副詞的修飾句(M):to improve her English【不定詞副詞的用法】
  • 形容詞的修飾語句(M):full【 advantage を修飾】
  • 形容詞的修飾句(M):in London【 her stay を修飾】

句動詞「take advantage of」は、「(機会など)を利用する、~を活用する」という意味で1つの他動詞として働きます。「is taken advantage of」の形で受動態にできます。類義語に「make use of」があります。他の意味には「(親切・無知)につけ込む、乗じる(= impose on)」があります。

予備知識を確認したので、英文の文法的な誤りを訂正してみましょう。