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図形と方程式|円に切り取られる線分の長さについて

数学2

図形と方程式 円、円と直線、2つの円

円に切り取られる線分の長さを扱った問題を解いてみよう

次の問題を解いてみましょう。

(x2)2+(y1)2=4 と直線 y=2x+32 つの交点を A , B とするとき、弦 AB の長さを求めよ。

問の解答・解説

円の中心が原点ではなくなっていることに注意しましょう。作図は以下の通りです。

円に切り取られる線分の長さ 問の図

例題と同じ要領で解きましょう。円の中心と直線の距離が円の半径に等しいことを利用します。

問の解答例 1⃣

円の中心を C(2 , 1)、線分 AB の中点を M とする。
線分 CM の 長さは、中心 C と直線 2x+y3=0 との距離に等しいので、
CM=|22+113|22+12=25
また、円の半径は 2 である。

弦の長さを求める式に、線分の長さを代入します。根号の中の計算に気を付けましょう。

問の解答例 2⃣

CA=2 ,CM=25 より
AB=2AM=2CA2CM2=222(25)2=2165=245=855

次は、別解の解法で解いてみましょう。

問の別解例

別解1では、2点間の距離と、解と係数の関係を利用します。

問の別解例1

直線の方程式を円の方程式に代入して整理すると
(x2)2+(2x+31)2=45x212x+4=0 
①の実数解を α , β とすると、解と係数の関係から
α+β=125αβ=45円と直線の交点の座標は(α , 2α+3) , (β , 2β+3)であるから、求める線分の長さは(βα)2+{(2β+3)(2α+3)}2=(βα)2+{2(βα)}2=5(βα)2=5{(β+α)24αβ}=5{(125)24(45)}=512242552=56452=855

解と係数の関係で得られる値が分数だと、計算が煩雑になります。解答例の方を採用した方が良いでしょう。

また、別解2の解法だと以下のようになります。傾きで作った直角三角形と、線分ABを斜辺とする直角三角形が相似であることを利用します。

円に切り取られる線分の長さ 問(別解2)の図

直線の傾きが負なので、別解例ではm=-2をそのまま代入しています。長さの比から得られた式なので、本来なら正の数を代入すべきですが、式から分かるように傾きの値を2乗するので問題ありません。

例題の別解例2

直線の方程式を円の方程式に代入して整理すると
(x2)2+(2x+31)2=45x212x+4=0 
ここで、①の実数解を α , β とする。
①を解くと
(5x2)(x2)=0x=25 , 2よって、α=25β=2とすると、求める線分の長さはAB=| 225 |12+(2)2 =855

別解1よりも計算が楽です。解答例以外なら、こちらの解法を採用した方が良いでしょう。

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さいごにもう一度まとめ

  • 円に切り取られる線分の長さは図形の性質を利用しよう。
  • 円の中心から弦に引いた垂線は、弦の垂直二等分線。
  • 弦の長さは、三平方の定理を利用して求めよう。
  • 2点間の距離を利用するときは、解と係数の関係を利用しよう。